京都発草木裕子のカラーセラピーRYBカラーリーディング

色の意味を理解するために

色の意味を理解するために

2023年がスタートして、昨年も開講した「色の意味、徹底解説」講座の第2期の1回目の開講をしました。

カラーセラピスト、カウンセラーさんたちへ

第1回目は「RED」をテーマにお話をしました。

この講座は、連続講座で全8回です。対象はカラーセラピスト、カラーカウンセラーの有資格者のみなさんです。

そして、大きなコンセプトは、資格を持っているけれどなかなか実践に活かせないという方が多いので、そこに少しでもプラスになればとの思いからスタートしました。

実際にカラーセラピーやカウンセリングをする上で、色の意味は一番の要になります。ただ、各カラーシステムの講座での学びでは、色の意味の解説は、一色につき長くても30分程度だと思います。
それでカウンセリングの中で色の意味をどれだけ活用できるか?なのです。

色の意味の学びでは、それぞれの色のキーワードが最初に出てきます。そして、たくさんの言葉が並んでいる、という感じが多いのです。

単語だけで色の意味は理解できるのか?

私もそうだったのですが、単語を覚えてもそれをカウンセリングで使うのはなかなか至難の業。

そこで、色の意味は、「覚えるのではなく理解することが大事」ということを掲げて作ったのがRYBカラーリーディングです。

でも、その講座の中でもまだ話し足りないと感じる部分があり、できれば一色だけをテーマに徹底的に解説したと思ったのがきっかけでこの講座を開講することにしました。

色の意味を理解するために必要なことは何か?を考えると、
まずは、色の意味を理解するための流れを知ることです。

先ほどお話ししたように、キーワード、単語として覚えてもなぜそのようなキーワードが出てくるのか?を知ることが大事です。「出どころを知る」という意味です。

資格取得の講座の中でもできるかぎりその部分を解説していますが、今回はその流れをパターン化して説明しています。

そこで順序立てて色の意味を理解できるようにしていますが、通常は、この流れに関係なく、単語が並んでいるという状態が多いのです。だから混乱が生じていると言えます。

また、色の意味を理解するためにもう一つ大事なのは、さまざまな視点から、多面的に色を見ることです。

歴史や文化、宗教、地域性などで使われてきた色、象徴された色などを深掘りしていくと、そこにはその色である理由が発見できることも少なくありません。

そのれようなことを色々と探し出して、この講座の中でお伝えしています。

カウンセリングではストーリーにする

そして、色の意味が理解できたら、次がそのキーワード、単語を使うというだけでなく、その色の意味でストーリーを作ってお話しすることがポイントになります。

選ばれた色、たった一色からでもその人や状況を表すには、十分なほど情報があります。それをストーリーにする、文章にすると、カウンセリングとして成り立つのです。

レッドの「情熱的」とい言葉も「あなたは情熱的ですか?」という質問をして、クライアントさんは、どのようにお答えになるでしょう?私だったら、「そんな時もあるし、そうじゃない時もありますね」と言った感じで答えるでしょうね。

だから、この「情熱的」を今のその方にとって適切に使って質問することが大事なのです。

「今、あなたは仕事に対して、自分から先頭に立って、熱心に取り組んでいることがあるのでしょうか?」などですね。

今回の「色の意味、徹底解説」講座の第一回目、このようなお話をしましたが、資格をお持ちのみなさんにとっても大きな気付きになったようでした。

この講座の様子やみなさんの感想については、こちらの記事も併せてご覧いただきたいと思います。

次回からでも参加したいなと思われる方は、どうぞお気軽にご相談ください。詳細は、こちらをご覧くださいね。