京都発草木裕子のカラーセラピーRYBカラーリーディング

カラーセラピスト、カウンセラーさんの質問から

カラーセラピスト、カウンセラーさんの質問から

連日猛暑が続きますが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
少しでも涼を感じる色は?というと、ブルーや青紫などの寒色系というのはわかりやすと思いますが、その中でも明度の高いペール系や少しぼんやりした印象のグレイッシュ系もおすすめですよ。

カラーセラピストやカウンセラーさんへ

資格をお持ちの方、講座を習得されたみなさまから、よくある質問にできるだけお答えできるようにと思っています。

これは、学んだことを実践するからこそ生まれる疑問です。

先日あった質問で、クライアントに質問してもいいのですか?というのがありました。よくカウンセリングの際には、あまり個人情報的な内容は質問を避けましょう、と言われますが、必要なことは質問しても問題ありません。

では、この必要なことは、という意味は…

その色の意味について、その意味そのものであること、例えばレッドなら「活動的な状態」などです。これは、同調しているという意味です。

または、その意味のネガティブな意味と同調している場合もあります。「最近忙しくてイライラしている」などです。

そして、もう一方同調ではなく、願望として現れる場合は、レッドの「行動的になりたい」や「積極的に進みたい」です。

これについては、アメブロにも書きましたのでその記事も参考にしていただけたらと思います。

では、質問についてのお話に戻りますが、上記の3パターンの中でクライアントにとってはどの意味で選んだのか?は、訊いてみないとわかりません。このような場合は、必ずどうであるかを確認します。

ここで、多いのはどうしてもプラスの意味での同調として説明することになりがちで、そのまま話を進めてしまうと、本音の部分をお話しされなくなってしまう可能性があります。

その人にとってのお話にするために

もう一つ、こんなことまで質問していいのですか?とおっしゃるのが、クライアントの個人的なことです。

例えば、既婚か未婚か?年齢は?仕事は?子どもはいるのか?などです。

ここについては、必要なところで、質問の仕方を気をつけながら確認すると良いと思います。

なぜなら、このような例がありました。(講座内でのカウンセリング練習で)

カラーカウンセラーが、40代ぐらいのクライアントを既婚者でお子さんがいらっしゃると思い込んで、家族のこととして色の意味を説明。そこで、クライアントはどう答えていいか?と少し戸惑った様子になりました。それでも何となくひと通りのカウンセリングが終わりましたが、まとまりがないものに。

この例、実際には、クライアントは未婚の方でお子さんがいらっしゃらないのにカウンセラーがそのまま話を進めてしまったという結果になったのです。

クライアントは、自分から結婚していません、とか子どもはいません、という方もありますが、あえて話そうとはしない場合も少なくありません。

だから、カウンセラーはお尋ねしますが、という感じで確認しても良いのです。そして、クライアントにそれを話す機会をあげた欲しいのです。答えたくないことならお答えになりませんので、それでOK。しかし、訊かれたら言おう、と思ってらっしゃるクライアントは多いのです。

これは、私が数多くのカラーカウンセリングを行ってきた経験からわかったことです。

どのようなカラーシステムであっても、基本的にカウンセリングの仕方は同じです。カラーカウンセリングをその人にとってのお話になると、必ずクライアントの満足感も高まります。ぜひ、参考にしていただけたらと思います。

2024.7.23