カラーセラピストの仕事への道筋Vol.4
みなさん、こんにちは。
ちょっと久しぶりのこのシリーズですが、なかなか続きが書けなかったのは、先月父が他界し何かといつもと違う日常を送っておりました。でも、悲しいとか寂しいとかではなく、94歳まで生きてくれた父に感謝しています。そして、今だからこそ余計に父からの教えを思い出すことが多くなり、以前より近くに感じるから不思議ですね。
では、カラーセラピストという仕事を続けてきた私のストーリー、Vol.4を書きたいと思います。
これまでの記事は、下記をご覧ください
カラーセラピーが仕事になった本当の理由
前回のお話は、オーラライトの根拠地イギリスへ行き、そこでカラーセラピーの真髄に触れ感銘を受けたことでした。
そこから、ティーチャーとなって指導する立場になったのですが、ずっとずっと学びがより増えることの大切さを心に日々活動していました。
その頃の私は、インテリアの仕事がメインでした。でも、なぜカラーに着目したのか?それは、カラーは、インテリアに大きなつながりがあるから始めたのですが、色のない世界は無く、何にもつながっているから、もっと広がりを感じられるのではないかと思ったからです。
また、インテリアの勉強をして、現場で仕事をし、いろんなことを習得していたのですが、私にとっては明らかにカラーセラピーの内容の方が、スルスル頭に入ってくるのを実感しました。ようするに「自分に合ってる」と思えたのです。
そして、カラーセラピーのセッションをしていると、カラーからのメッセージが、勝手に浮かんでくるのを感じると、それはスピリチュアリな感覚というより、自分の持っている思考パターンがカラーと合っていると思ったのです。もちろん、それは「なぜその色はその意味なのか?」を理論的に理解しているからですが。
よく、クライアントさまが選ばれた色から「○○な感じがする」と表現しますが、私はその理由も伝えることができるようになりました。
また、カラーセッションをしていると、「この色を選ばれて、このように感じたり、そんな状況にいらっしゃるんだ」などと次々と発見も現れ、それを活かして、自分の中に色の意味のストックをしたのです。もちろん、その理由も合わせて分析していました。
このようなことが「できる」ので、これは使わないと!と思えたのです。これが、カラーが自分にとってのライフワーク(天職)となり、それと同時にライスワーク(食べていくための仕事)となった理由でしょう。
カラーセッションが大好きなのは
先ほど書いたように、カラーセッションから得るものが本当に多く、その事例からのお話は、カラーセラピスト資格取得講座でもみなさんにお伝えしています。
カラーセッションの際の読み解きは、ある程度の解説はテキストにも表せますが、本当に一回一回違うので、マニュアルにはできないのです。だから事例からの解説が一番だと思います。
だから、私は20年以上カラーセラピーの個人セッションを続けています。一番の勉強になっているでしょうね。
私の方のアトリエでは、リピーターのクライアントさまが多いです。何年間にも渡るその方の人生の流れを拝見させていただけるのは、本当にありがたいと感じています。その時々で選ばれる色が違っていたり、同じ色を選ばれても前回とは違うメッセージを表していたり・・・。十人十色と言いますが、人それぞれの違いと同時に同じ人にも違う色が現れたり、同じ色にも意味がいろいろです。
このようなことを経験しながら、カラーセラピストを仕事として続けています。でも、もちろんん、全てが順風満帆というわけではありません。次回は、どのような荒波があったかなども綴っていきたいと思います。