「色の意味、徹底解説」講座、三原色が終わりました
5月からスタートした、カラーセラピストやカラーカウンセラーを対象にした、「色の意味、徹底解説」講座は、3回終了し、三原色の意味が終わりました。
これまでの内容については、下記をご覧ください。
色の意味を理解するために
今回の講座の大きな目的は、色の意味をより深く理解できるように。そして、それぞれの意味を整理整頓してしっかりと腑に落ちるように、ということです。
今までのカラーの学びからの復習ではあると思いますが、色の意味を理解するための「流れ」を採用しています。
これは、私自身ちょっとした発見です。
それはなぜかというと、誰にでも起こることですが、「なんとなく」知っていたこと、わかっていたことではあるけれど、それを他の人にしっかりと説明できるか?です。
これが案外難しいので、秩序立てて説明する方法を整理できたのです。
パターンはAとBの2種類です。この「流れ」はどの色を理解するにも有効です。
反復する大切さ
また、今回は連続講座にすることで、毎回復習をして色の意味の流れを反復して、確実に自分のものにしていただくことです。
みなさんからの感想もその部分が、役立っていると。
合計8回ありますので、きっと最後にはみなさんも他の方に説明できるほどにはなっていると期待しています。
これは、インストラクターのみなさんには、講座の内容のレベルアップにつながるでしょう。
また、色の意味の理解だけでなく、絵画を使ったワークなども初回は、何を言えば良いかと戸惑っていた方も3回目になると、かなりいろんな言葉やイメージが出ていました。
(イエローのテーマの時に使った絵画)
正解不正解はありませんので、自由に楽しんでいただいたら良いのですが、そこに「カラー」というテーマがあると、自分の得意分野活かすという多様性も生まれて来ます。
知識を広げるきっかけに
毎回、講座の中では上記のように絵画をテーマに取り入れ、その背景や画家のこと、またそこにまつわるエピソードも交えてお話しします。
そこから歴史や地域につながって、どんどん「もっと知りたい」を増やしていくことも目的です。
例えば、この絵はゴッホの「星月夜」ですが、これが描かれた時代は?どこで描かれたのか?この頃のゴッホの心情は?同じ頃の日本はどのような社会?この絵は今どこにあるの?など、どんどん広がっていくのです。
また、色のことを漢字や英語から読み解いてみると、またおもしろさが増します。すっかり漢和辞典や英和辞典と仲良くなっています。
色彩の基礎知識としてのお話も大事です。「色材」や「色名」なども取り入れました。
このように講座のために私自身もかなり勉強させていただいています。
人に話すためには「知っているつもり」の部分は明確に。もう少し深く、と思う部分は調べてみる。この繰り返しです。そして、自分が納得したことが、講座で活用できるのだと思います。
次回からは二次色(オレンジ、グリーン、バイオレット)になります。かなり本気の講座(受講者さんから「本気度」が伝わってくると言っていただきましたが)を目指していますので、また準備をしっかりとしていきたいと思います。