京都発草木裕子のカラーセラピーRYBカラーリーディング

カラーセッションで「できない」にフォーカスする人

カラーセッションで「できない」にフォーカスする人

今日は、節分です。
気持ちも心機一転して、スタートしよう!と思う人も多いでしょうね。

そのような思いになるためか、節分前後のカラーセッションは多くなります。

実際のカラーセッションから

あるお客さまとのセッションで、「できないこと」「苦手なこと」を克服したいとお話しされていました。

それは、素晴らしいことですが、何を話していても、とても苦しそうなのです。

せっかく前向きな姿勢があるのに、できないことばかりにフォーカスしてしまって、実際には進めていない状態です。

行動を表すレッドが、全て下にあります。

これは、動けないことが悪いのではなく、できないことに意識が向き、自分で自分をダメだと思い込んでいる状態です。

このような場合は、お話になる言葉も否定的な表現が多いのが特徴です。

例えば、バイオレットの下にレッドがあるのは、もっと自信を持って動きたいのにそれができない。

イエローの下にレッドがあるのは、頭で考えて計画ばかりして、実際には行動に移せない。

などで、上の色が完璧じゃないとレッドを発揮できないと考えてしまう傾向です。

「できないこと」を排除するにはどうするか?

これは、実際には本当に難しいのです。
ただ、それぞれの状況によりますが、ひとつの方法として、「できること」は何かに意識を向けて見る方向でお話を進めます。

人は、得意なことは、どんどん進めて行けます。ただ、これは好きなこととは限らない場合もあります。(これ、案外あり得ます)
なぜかしら、スムーズにできること、努力しなくてもできることを今一度見つめていただきます。

また、できないと思っていたことも、他にできる方法を考えるのも大事ですね。

ただ、これは、ひとりでは、なかなかできない作業です。自分んが選んだから、好きなこと(のはず)だから、が優先します。そう思うからこそ、「できるようになりたい」と切に思うので、なかなか受け入れられないという現象です。

だから、カラーセッションなどで、心の整理して自分の気持ちと向き合い、「できること」を優先してみるという方法を考える機会が大切なのです。

実際に、カラーセッションで色を見ながら、お話を進めていくと、自分の得意を見つけたり、できることに気付ける方が多いのです。
そして、できないことをどうするのか?の方法も見つかります。

成功体験が大切なことと同じ

よく子育てにおいて、「成功体験」が大事だと言います。
これは、おとなになっても同じです。

自分ができることに出会ったら、そこに自信が生まれ、スムーズに前進するきっかけになります。

「できないこと」にフォーカスするより、「できること」を伸ばす。

これ、どのようなカラーセッションにおいて、大切なポイントです。