京都発草木裕子のカラーセラピーRYBカラーリーディング

カラーセッションで「言いかえるチカラ」を

カラーセッションで「言いかえるチカラ」を

今月からスタートした、
「RYBコロカードを使ったおとなのための国語力アップ」講座。
今日で2回目が終わりましたが、講座の度に「これって、カラーセラピスト、カウンセラーにとってとても大事なこと」だと感じています。

国語力は・・・

学習として、科目としての「国語」というより、日常に活かせる、またカラーセッションをする私たちにとって大切なことの学びとなっています。

講座の様子については、第一回目第二回目をご覧ください。

第二回目の「言いかえるチカラ」は、カラーセラピストやカラーカウンセラー養成講座の中で、いつもお伝えしている内容と共通しています。

心理学を学ばれた方は、聴いたことがあると思いますが、「リフレーミング」もそれに当たります。

ネガティブな表現が出てくる、それを「リフレーミング」によりポジティブな表現にするというものです。

例えば、クライアントの言葉で、
「私は自分の意見を言うのが苦手です」をリフレーミングすると、
セラピストは、「自分の意見をいう前に人の意見を聴こうとする姿勢をお持ちなのですね」のように。

これが「言いかえる」です。

色の意味を伝えるときも

色の意味を学ぶとき、各色のキーワード、その理由なども理解していだだけるように心がけています。

でも、実際にセッションやカウンセリングのためには、ひとつの意味をさまざまな表現ができるようにすることが大切です。

例えば、レッドの意味で、「エネルギッシュ」を他の表現にすると「パワフル」「行動的」「自分から動く」「体力がある」などと、言いかえることができます。

これらのワード、ひとつひとつ覚える必要なんてありません。
どう言いかえているかだけです。

また、その時のクライアントの状況によっても表現は変えられます。

仕事で忙しい方には、「エネルギッシュですね」というだけでなく、
「お仕事をどんどんこなしてらっしゃる様子が伺えます」
「なんでも自分から動くことを大事にされているのですね」
このように表現できます。

これ、きっと「それが難しいんです〜」という方が多いと思います。

でも、ポイントがあります

1、キーワードは覚えるより理解すること
2、日常でもさまざまな言い方を心がけてみる
3、本を読んだり、テレビを見ていて、「この表現ステキ」などと思ったことはメモしておく

1、の理解するは、それ、会話の中で自分で使えるかどうかを考えてみましょう。
例えば、難しい四字熟語などは、普段使わないですよね?ちゃんとその意味を調べて納得した時に使えるのです。だから、色の意味も納得しているものを使うと、相手にしっかりと伝わります。

2、は子どもや仲間との会話の中でも、先に発言した人と同じ表現をしないように心がけてみましょう。
例えば、子どもが「そんなことするのはイヤ」と言ったら、「それは、好きじゃないの?」と訊いてみるなどです。

3、これは同じものを見聞きする中で、「なるほど〜」と感じたことは、その都度メモしましょう。私は、前は覚えていたのですが、最近はスマホにメモしています。
これは、メモすることが大事で、同じノートやスマホに記すようにして、いつでも書ける、見る、ができるようにします。

これら3点をまた完璧にしようなんて思わないでください。
大事なのは「やってみる」「これが大事だと認識する」ことからです。

「言いかえるチカラ」がつくと、カラーセッションやカウンセリングはより広がり、深まりますので、お試しくださいね。