カラーセッションの三箇条を三原色で
今月からスタートした、
「RYBコロカードを使ったおとなのための国語力アップ」講座の中で、最初に出てきたのは、
「色を使った学び」の三原色の図。
R(レッド)で、実用性、国語力
Y(イエロー)で、楽しむ(解釈を楽しむ)
B(ブルー)で、コミュニケーション力(他者理解)
三原色の意味でまとまるのです。
これらを実際にどのように習得していくのかが、国語力アップ講座です。
このようにRYBカラーリーディングで使っている三原色は、さまざまなことを説明する際に利用できます。
では、今日は、「カラーセッション」にとって大切な三箇条を三原色で説明してみましょう。
カラーセッション三箇条
システムの違いに関係なく、カラーセッションにとって大切なこと。
・R(レッド)・・・現実的(目に見える)、行動力、実践力、経験、基礎を作るなど。
ここでのポイントは、カラーを選ぶと、「視覚化できる」ということです。
「視覚化」できるメリットは、クライアントと一緒に情報を共有できる点です。
また、最初に選ばれたカラー、2番目に選ばれたカラーなど、それらから「流れ」「変化」「共通性」などを目で見てわかると、とても理解しやすくなります。
人は、話を聴いているだけでは、理解し辛い場合がありますので、視覚を伴うことで、よりインプットでき、情報の整理ができます。
・Y(イエロー)・・・思考、知識、理論、左脳的、自己の確認、意志など。
ここでのポイントは、「知識を持って解説をする」、という点です。
私が、カラーセラピーについて学んだときに、このような言葉がありました。
「Color Diagnosis」(カラーダイアグノーシス)
これは、色彩診断とは「知識を通して行うもの」という意味です。
「なんとなく、○○な感じ」では、クライアントに伝わらない場合があります。
「知識を持って」というのは、根拠があることをさし、論理的な説明は、相手の理解にもつながります。
・B(ブルー)・・・感覚、感じとる、右脳的、内面、精神、冷静さ、受け入れるなど。
ここでのポイントは、「心の内側(見えない部分)へのアプローチ」、という点です。
イエローの論理的な解説とプラス感覚的な部分ももちろん大切ですが、それは、セラピストのというより、クライアントの感覚的な部分へのアプローチを意味します。
そして、セラピストはそれを冷静に受け入れること。
また、相手を受け入れる姿勢の大切さです。
これら三箇条は、三原色で表現すると、全て混色すると「クリア」の全てを含む色になり、バランスが良い状態です。
だから、どれが抜け落ちても決してカラーセッションは成立しません。
言葉にできないからカラーで
カラーセラピーのセッションでは、クライアントの心の内にある「言葉にできないこと」がカラーに現れます。(レッドの見える化)
それを私たちカラーセラピストが、クライアント自身にわかるように言葉で表現します。(イエローの論理的な解説)
そして、クライアントにとって大切な情報やメッセージ、気付きを感じとることにつなげる役割です。(ブルーの見えない部分を受け取る)
三原色をうまく活用して、カラーセッションをみなさまに楽しんでいただけたらと思います。