京都発草木裕子のカラーセラピーRYBカラーリーディング

カラーはいろんなことと繋がります

カラーはいろんなことと繋がります

「色のない世界はない」と言います。
だから、カラーはいろいろなこととつながり、かつ有効に活用できるというお話をしたいと思います。

カラーの学びを活用する

よく、カラーセラピストやカラーカウンセラーの資格を取った後に、セッションをする活動以外に何ができるのか?という相談を受けます。

カラーセラピーやカラーカウンセリングの学びには、必ず色の意味(色彩心理学、色彩象徴学など)を知るための内容が入っています。

これは、セッションだけでなく、さまざまな場で活用できます。

デザインでの役割

デザインと言っても広義の意味になりますが、グラフィック、web、サイン、ロゴ、プロダクト、ファッションなどをデザインする際に必ずと言って良いほどカラーを使います。
視覚的に「美しい」「整っている」などの印象にプラス、なぜそのカラーを使うのか?を取り入れると、デザインに説得力が増します。

私は、会社や店舗などのロゴデザインをす依頼されると、必ず最初にその仕事に対する思い、理念などのヒアリングをします。
そして、それらをカラーで表してからデザインに入ります。

カラーは、「ノンバーバル ランゲージ」(非言語の言葉)と言われ、言葉を使わなくても何かを伝えることができるコミュニケーションツールなのです。

ここには、誰にも伝わる「色彩心理」を使うとより伝わりやすいです。

カラーを見るだけで、それは何を意味しているのかを記すことができるからです。

インテリアカラーでの役割

ここでもカラーの意味、心理的効果などを取り入れることで、それぞれの空間の居心地の良さ、目的に応じたカラーの選定が可能です。

ゆっくりと身体を休める、楽しく食事をする、仕事をするなどそれぞれの場所に合ったカラー。

もちろん、そこを使う人が何を求めるかも考慮してカラーを決めることができます。

インテリアのカラーについては、プライベートスペースだけでなく、パブリックスペースにおいて、より色彩心理を取り入れたデザインが求められます。
(私がカラーコンサルティングを学んだとき、ヨーロッパの先生の講義では、日本ではまだその意識が低いと言われました)

インテリアの場合は、素材などの知識も合わせて必要にはなりますが、適切なカラーアドバイスは可能です。

言葉で表現できない人の気持ちを

子どもたちなど言葉では上手く気持ちを伝えられない人たちとのコミュニケーションツールとして。
カラーを介すると、その人たちの思いを想像、推測できます。

ある方は、医療現場で患者さんやそのご家族とのお話の中で。
会社の人事担当者が社員との面談で。
教育現場では、子どもや保護者との懇談で。

どのような場面でもカラーを活用して、お話のきっかけを作ったり、相手のことを知る手がかりにできます。

紹介した活用法以外にもさまざまな場面でカラーはその力を発揮してくれます。

カラーセラピストやカウンセラーの資格を取得して、その活かし方、みなさんそれぞれにあると思います。
また、いろんな場面で「カラーを使うとこんなに拡がりますよ」ということを伝えるのも私たちの役割ではないでしょうか。