カラーセラピストになってよかったこと
初めてお会いする方に自己紹介をすることがありますが、その時にカラーセラピストの仕事を始めて、21年になりますというと、かなり驚かれます。
21年前というと、まだまだカラーセラピーという言葉も知られていなかった頃です。なので、最近では、「私が生まれる前からですね」と若い世代の方には言われます。
それを考えると、もうそろそろそれぐらい、要するにもの心ついた時には、すでにカラーセラピーがあったという人たちの時代になっているのです。
パーソナルカラーもそうですね。
最近、自分の似合う色を知りたいと希望される方も増えてきて、ここ数年の間に流行り出したように思われていますが、これもすでに30年以上は前からあります。
カラーの仕事、考えてみるとかなりもうひと山もふた山も出来上がっている状態なのです。
なぜ21年も続けられたのか
カラーセラピストを中心にパーソナルカラーなど、カラーに関わる仕事を続けていますが、なぜここまで続けられたのか?
その中で、今日は、カラーセラピストとしてのお話を書きたいと思います。
その理由を挙げると大きくは、3点あります。
1、カラーセラピーの個人セッションのお客さまとは、長いお付き合いをさせていただいていることです。
カラーセラピーのセッションは、心理カウンセリングに近いと思います。お客さまは、その時の悩みや迷いをカラーを通してお話になります。とてもカジュアルなお話もありますが、かなり深刻な場合も。
時に今まで誰にも話したことがないとおっしゃるほど深い内容があります。
恋愛から始まって、結婚、離婚、不倫、子育てや介護のお話。
テレビドラマや映画の世界さながらのストーリーも。
また、仕事についてはもう経営破綻が近い、これからどうしようかなど。
人間関係の悩みは実に多いですね。
これらのことをお客さまが心開いてお話されるのは、カラーセラピーと言えども、個人情報を守り、安心してお話しできる環境を整えているからです。
2番目の理由として、
上記のようなお客さまの人生を私自身も一緒に歩ませていただける気持ちになれます。
一度セッションを受けて、その時に何かの答えや突破口を見つけてお帰りになる。その後またその報告にも来てくださいます。カラーセッションがきっかけで、お付き合いから結婚までゴールされたお客さまの結婚式にご招待いただいたことも何度かあります。そして、お子さんも一緒にアトリエを訪ねて来てくださいます。
また、円満な離婚ができ、その後の人生を出発された方もいらっしゃいます。
長いスパンでみなさまとお付き合いができ、幸せなお顔を拝見できるという、経験をしています。
もちろん、いろんな山を超え、谷を超えという方もいらっしゃいますが、しんどい時だからカラーセラピー受けたくなりました。と言ってくださるのもありがたいことなのです。
いつもカラーセッションが終わる頃には、みなさんスッキリした気持ちになられる姿は、カラーセラピストとして充実感で満たされます。
3番目は、私自身が楽に生きられるようになったこと。
カラーセラピーを学び始めてから、自分自身の心が安定するようになりました。もちろん、それでも辛くなることなどありますが、そんな時は、私がカラーセラピーのセッションを受けるということを知っています。
また、お客さまとの会話で言葉使いをたくさん学べました。
ネガティブな表現をしないように。
これは、仕事上ではそうできるけど、とおっしゃる方がありますが、仕事でそうしていると、自然に身につき日常でもできるようになります。というより、そうしないと落ち着かない感覚になるのです。
子どもとの会話で、私がそうなるといつの間にか子どもにも身についています。ちょっと頑張って言ってる?と思うこともありますが、少しずつでも良い方向に進んでいると感じます。
カラーセラピストのとして学びは、知識だけじゃありません。それを実践して、自分のものにできるのです。
こられ以外にもたくさんのステキなことがいっぱいです。
いろんな方との出会いもあります。
今まで触れることがなかった世界の仕事に恵まれる機会。
さまざまなことに興味を持ち、それを深めたい拡げたいと思えるきっかけも。
一生涯続けていけると思います
このようなことを改めて綴ってみると、まだまだカラーセラピストとして生きていこうと思います。
生徒さんたちに「先生は、きっと何歳になってもこの仕事してるんでしょうね〜」と言われると、何歳まで働かせるの?と言いながら、私のライフワークはこれだ!と思えるのは、本当に幸せです。
2019年のRYBカラーリーディングの周年パーティーの写真です。
2015年、RYBカラーリーディングの3周年のパーティーです。
また、みなさんと集まりたいです。