京都発草木裕子のカラーセラピーRYBカラーリーディング

オンラインでのカラーセッション、大事なことは

オンラインでのカラーセッション、大事なことは

昨年から、オンラインでの講座や個人セッションを行なっています。最初は慣れないので、四苦八苦でしたが、やはりなんでもやってみないとわからないことがあると実感しています。

今後もまだまだオンラインは増えるでしょうし、それがスタンダードになりつつあるかもしれないですね。

一年間続けてきて、私が気付いたカラーセラピーのセッションにおけるオンラインの場合と対面の場合の違いについてお話ししたいと思います。

オンラインのメリットは

お客さまが、遠方であってもわざわざ足を運ぶ必要がないので、手軽に受講したり個人セッションが受けられる。それによる時間短縮ができる。

昨今のように外出がしにくい、距離的になかなか時間が取れない、子どもが小さい、また介護する家族と同居している方などにとっては大きなメリットです。今まで諦めていた方もオンライン化により、カラーセッションが受けらるようになったとお喜びいただいています。

オンラインのデメリットは

実際に先ほどのように距離や時間を短縮できることはありますが、みなさん自宅からのセッションならOKと言うわけではないことが、どうしても対面が良いとおっしゃるお客様のお話からわかったことがあります。

それは、カラーセッションを受ける理由は、「話をする」というだけでなく、自分の時間を違う環境で過ごしたいとの思いがあるからなのです。

自宅は、移動しなくても良いから「楽だ」という点はありますが、家族が帰ってくる時間が気になる、隣の部屋に家族がいると本音で話がしづらいとおっしゃいます。また、例え独りのであってもなんとなく落ち着かない、気持ちを切り替えたいので、あえて外に出ようとされるのです。

確かに読者をするにしても自宅ではなくカフェに行って本を読みたいと思ったり、テレワークの時も他のシェアスペースを使いたくなったりしますね。それと同じことなのです。

私たちカラーセラピストにとっては、そのような時間や空間を提供することも大事だと、オンラインが進むほど実感しました。お客さまが安心して来店できるような整備をして、お迎えすることを心がけたいですね。

セラピストにとってのメリットとデメリット

カラーセッションを行う上で、カラーセラピストにとってもメリットは同じように、距離的に難しい方や家庭の事情があってもきていただけることです。

そして、まだカラーセッションに慣れていないセラピストにとっては、大きなメリットがあります。オンラインの場合は、手元が映らないので、途中確認したい内容などがあれば、資料やテキストを置いておいて見ることができます。対面だと堂々と資料を見るのは気が引けますが、オンラインなら可能です。この機会をスキルアップのためのトレーニング期間として活用できるとも言えます。

デメリットとしては、情報量が少ないことです。カラーセッションは選ばれた色を読み解き、お話をすることがメインではありますが、実際には、対面の場合はお客さまの様子をいろんな角度で見ながら、何を話すと良いか、どのような心理状態かにも気付けます。

例えば、お話しされている時の手の動きはどうか?足元はどのような様子か?など。

また、対面の場合だといらっしゃった時の様子、お持ちになっているバッグや身に付けてらっしゃるものの色などにもヒントが潜んでいます。対面では、オンラインでは見えない部分からも自然に情報を得て、セッションを行なっているからです。

このようなことから、オンラインの場合は、対面以上に見えない部分を想像したり、推測する必要があります。また、お客さまにとっても情報量が少ないので、セラピストは大きくアクションしたり、声の抑揚をはっきりさせる話し方をする必要があります。だから、いつの間にかかなり神経を使い疲労してしまうという経験をされた方は少なくないのでしょう。

オンラインと対面、どちらもメリット、デメリットがあります。その良さは活用し、足りない部分をいかに補うかもいろいろと工夫しながら、カラーセッションに臨みたいですね。