RYBカラーリーディングが生まれて9年
昨日、5月23日は毎年特別な日。
RYBカラーリーディングのお誕生日です。
みなさんと一緒にオンラインでですが、お祝いの時間を過ごすことができました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
「何色の意味も理解できる」を目指して
RYBカラーリーディングは、私のカラーセラピストとしての学び、経験からの集大成です。
アトリエfor meの主力であるオーラライト・カラーセラピストとして活動を始めて21年。
数々のカラーシステムを学び、その中で常にぶち当たることのひとつである、「色の意味がなかなか覚えられない」を解消するために考え出したのが、RYBカラーリーディングです。
色の意味のキーワードは、数え切れないほどあります。
全ての色(不可能ですが)を理解するのは、果てしないことだと感じた私は、色の根本である「混色」を活用した色の読み解きを思いつきました。
それも三原色(レッド、イエロー、ブルー)が基本だということがポイントです。
どのカラーシステムでも、色相環をベースに、一次色、二次色、三次色、というように色の意味を学びます。
システムによって、採用されている色はそれぞれですが、場合によっては色名は違いますが、色相環で表すと、場所は同じだということがあります。
例えば、オーラライトにある「インディゴ」。
他のシステムでは、「ラピス」と呼ぶこともあります。
「マゼンタ」は、「ローズ」など。
新しいシステムを学ぶたびに、これら、ひとつひとつが新たに得た色の意味だと思っていたのですが、実は、そうでもないのです。
これは、それぞれ独自の意味はあります(象徴学的にはという意味です)が、その色が何色からできあがっているかから見ると、根本的には同じです。
このような発見をして、実際に各カラーセラピスト養成講座の中で、受講者さんたちにその考え方をお話しすると、
「それ、すごくわかりやすいです」
「なぜもっと早く教えてくれなかったのですか?」
という声が。
各カラーシステムには、それぞれのテキスト、カリキュラムに従った講座をしていたので、私の考えは補助的な気持ちからの説明でした。でも、そこにみなさんが反応してくださったのです。
そして、「ぜひ、その考えをシステム化してください」とたくさん方から声が上がったことで、カタチにすることを決心しました。
もちろん、その色の読み解きが、実際のカラーセッションに通用するかどうかも数年間に渡って試しました。
結果は、ほぼOK。混色理論からの色の意味を使うカラーセッションは、かなりスムーズで、クライアントさまの納得感もありました。
これでいける!と思うまで数年かけた後、この考えをRYBカラーリーディングとして世に出したのが、2012年でした。
カラーセラピストさんたちのお役に立てたら
最初は、もともとアトリエfor meで各カラーセラピーの勉強をしてくださった方々を対象としてスタートしたのですが、次第に「何色の意味も読み解ける」が広まっていきました。
それも多くのカラーセラピストの資格をお持ちの方たちにです。
みなさん、最初の頃の私と同じように、
「色のキーワードが覚えられない」
「覚えてもどのようにカラーセッションで使って良いかわからない」
「色の読み解きが難しい」
と感じながらカラーセラピストとして、また講師として活動されている方々です。
何かしら自信を持てないままに何年も続けてらっしゃる方もありました。
でも、RYBカラーリーディングを受講された後は、
「色の意味を理解できるようになりました」
「自信を持ってカラーセラピストとして活動できると思えます」
などと、お喜びの声がではじめたのです。
そして、講座の中で現カラーセラピストさんが、
「カラーの勉強がRYBカラーからでよかったですね〜」と
はじめてカラーを学ぶ方におっしゃいます。
このような経験を経て、今多くのカラーセラピストさんや講師の方々から「RYBに出会ってよかった」と、言っていただけます。
昨日の9周年のお祝いの席でも、そのようなお話をしてくださったかたがたくさんいらっしゃいました。
毎年、周年記念の度に新しい受講者さんも増え、RYBカラーに活気が湧き上がります。
RYBカラーリーディングが、これからも色の意味を理解したい方達に伝わっていくことを願っています。